カフェや居酒屋さん、美容室、雑貨屋さんや洋服屋さん、不動産屋さんで独立、リサイクルショップもいいな・・・
自分の店を持つこと=自分の城を持つこと
そんな夢を抱き日々頑張っていらっしゃる方、
また、今まさに夢への第一歩を踏み出そうとしている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
とはいえ、実際にお店を持つとなると、一番ネックになるのは「開業資金」
ですよね。
例えば、飲食店を開くとなると、居抜き物件を賃貸できればまだしも、スケルトン(なにもおいていないまっさらなお部屋の状態)物件の場合、
厨房機器はもちろんのこと、内装費、テーブルや椅子、食器などの備品、当座の仕入れ代金、最初からアルバイトを雇うことを考えた場合には人件費、光熱費、そして・・・家賃!
このように、お店を開くにはどれだけの初期費用がかかるのか、考えただけで呆然としてしまうのではないでしょうか?
開業するにあたり、ある程度の自己資金は必ず必要です。プラス、借り入れも視野に入れなければなりません。
もしも開業にあたり助成金が出るとしたら・・・
それは非常にありがたい話です。
今回ご紹介するのは
都内の商店街で新規開業や既存事業の後継を行う中小小売業者が開業等をするにあたって、
店舗の新装や改装及び設備導入等に要する経費の一部を助成してくれるという
その名も
商店街起業・承継支援事業
です。
この助成事業は、都内の商店街で開業したり、既存のお店の後継者を育成することにより、都内商店街の活性化を図ることを目的としています。
この助成金を申請するためにはいくつかの要件があります。
● 申請する時点で、開業しようと考えている商店街組織の代表者から出店に関する承諾を受け、その商店街の組合に加入すること
● 助成対象期間内に必要な許認可を取得しておくこと
● 申請から過去3年以内に、実務研修もしくは公的機関等が主催する経営知識の習得研修を受講していること(但し、就業経験等により受講が免除になる場合があります)
助成の対象となるのは
● 都内の商店街で、個人が自ら店舗を新たに設けて開設する場合(開業)
● 既存事業とは異なる分野へ進出する中小企業者が、都内商店街で自ら店舗を新たに設けて開設する場合(開業)
● 中小企業者の後継者が、都内商店街で既存事業を引き継ぐ場合(事業承継)
一番気になる助成の内容ですが、
①【事業所設備費】 助成率2/3以内 上限150万円
●店舗新装・改装工事費 ●設備・備品購入費 ●宣伝・広告費
②【実務研修受講費】 助成率2/3以内 上限6万円
助成事業の実施するための要件である実務研修費用
③【店舗賃借料】助成率2/3以内 上限1年目:月額12万円 ,2年目:月額10万円
今回の開業に先立ち必要になる店舗等新たに借りる場合の賃借料
※事業承継により既存店舗を引き続き賃借する場合は対象外
※①の申請は必須事項ですが、②と③に関しては単独では申請できません。
この助成金の一番の魅力は、やはり店舗賃借料の助成ではないでしょうか?
交付決定日より2年間も賃料の助成を受けられるのは、開業したての方にとっては
とてもありがたい助成金です。販管費として削ることのできない賃借料の一部を助成してもらうことで、浮いた分を広告宣伝費や人件費にあてがうこともできます。
助成を受けるために少々煩わしい要件もありますが、なんとかクリアして申請をしてみる価値のありそうな助成事業。
今年の6月からスタートしたこの助成事業もすでに7/13の1回目の締め切りが終了しています。
申請のタイミングは申請期間終了まで残すところ、
8/31、10/12、11/21、1/15と4回となります。
この事業は助成金予算が終了し次第で受付終了となりますので、
年内、もしくは来年あたりに都内商店街で店舗開業をしよう、もしくは事業承継するご予定がある方は、チェックしてみてください。
募集期間 平成29年6月1日~平成30年1月15日
応募方法 申請書類をダウンロードし作成、事前申込制、要電話予約
開業に先立ち、飲食店の営業許可、深夜酒類提供飲食店の届出、宅地建物取引業許可、古物商許可、美容所、理容所、鍼灸院、整骨院開設届など、
開業準備でお忙しいオーナーさまに代わって、必要な許認可の申請書作成及び申請までの手続きをサポートいたします。
お気軽にご相談下さい。 くわしくはこちらまで ➡ 矢村行政書士事務所 http://gyosei.yamuco.com/
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